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EzS_SUPER BIKE 2001
零信号二千一 
 February 23, 2001 Last update

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SUPER BIKE 2001


製品情報
□開発・販売元 : EA
□公式サイト :
http://www.japan.ea.com/sbk2001/

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 SUPER BIKE 2001とは



スーパーバイク選手権とは市販の公道仕様4ストロークバイクをベースにしたレースマシンで行われる世界最高峰のバイクレースです。誰もが買える市販のベースマシンから大きく外れないことと、マシンの性能差を抑えなるべく同等の条件でレースが行えること等を目的にして、ベースマシンからの改造制限を厳しくしていることが特徴です。

・・・という物だけどたまにTVでWGP見る程度の私は実際に走ってるの映像見たこと無いから、イマイチ(大排気量な事くらい)解らないなーと思ってたのですが、タイムリーにCSで2000年全戦放送!というのがあったので見てみました。

WGPとの違って1回レースで順位を決めるのではなく、レースは1日に続けて2レース行われるのが特徴で リタイヤしたライダーも復帰できたりしてまた違った面白さがあり、ラウンドの方もちゃんと世界各国で行われてるのですね。
4輪物と比べてバイクレースの醍醐味というか好きな点は性能差があまりなく、ライダーの実力勝負でファイナルラップまで接戦が繰り広げられる点ですが周回数が少ない事もあって1戦目からいきなり最後の最後まで気の抜けない熱いバトルが見られて大満足でした。

日本の大手バイクメーカー4社にイタリア大手3社が参戦していて、市販ベースに近い大排気量マシンが社運をかけて戦うコンストラクターズ争いも見物です。ライダーはまだよく知らないので昔GPの方に参戦してた人しか解らず思い入れとか薄いですが、マシンはこちらの方が日本人にはなじみ深いかもしれません。 (TVではあんまり放送されないけど・・・) また、日本人ライダーも参加しててきっちり活躍してくれのも良かったです。頑張れピアス芳賀紀行!

・・・と言うわけでこのゲームは前作SUPER BIKE 2000の続編です。




リアルな雨天表現
雨天では雨のしずくの表現が加わりました。フロントカウルにも雨のしずくが付着し、過酷な雨のレースをリアルに演出します。

遊びやすさの向上
マシーンをバンクさせるスピードを向上させ遊びやすく改良しアシスト機能を強化しました。また前作の操作性の困難な部分だったものをアーケードモードの追加により手軽に遊べるよう工夫しました。

強化な新モード「トレーニングモード」
レコードラインとスピードガイドバーを見ながら練習することによって、理想的なライン取りとスロットルワークとブレーキングを修得することができるようになりました。

ゲームを盛り上げる演出を強化
決勝レース直前はスタートを待つライダーにパラソルを持ったキュートなレースクィーンたちが気分を盛り上げます。

スーパーバイク世界選手権2000年シーズンデータを搭載
実名ライダー34名と、2000年シーズンから参戦するビモータやホンダの新型を新たに加えた7車種が実名で登場。

みし奈昌俊氏(レースコメンテータ)によるレース実況
レースの実況を担当するのは、バイクレースではおなじみのみし奈昌俊氏(レースコメンテータ)が起用され実際のレース観戦を行っているような臨場感あふれたものになっています。


私は前作はデモ位しかプレーしていませんが、2K1を遊んでみて「ああ、これはいい意味でバージョンアップ版だな」っていう印象を受けました。
ガラッと新しい試みをせずに前作の問題点や不満点を解消し、すこしだけ不可要素をつけたような・・。その位このゲームの作り込みは完成度が高く、非常に丁寧で 昨今発売を急いで当たり前のようにパッチ待ちの粗が目立つソフトに比べてかなり好感が持てるし、うまくゲームとシミュレーターの中間に位置する2K1は内容的にもかなり傑作と言えると思います。その割にあんまり評価されてない気がして少々残念に思いますが。(^-^;



 簡単なレビュー


Graphics
グラフィックはこれまでのレースゲームから比べてもトップクラスのハイクオリティーでバイクのモデリングやコースの再現度、天候の変化等どれを取っても素晴らしい出来で対応APIはD3Dとなってます。

・・・しかし、この実写さながらの最高とも言えるクオリティーでプレーするには はっきり言って結構マシンパワーを必要とします。P3-800、GF DDR、256MEMの私の環境でもなにもかもフルレートでプレーすることは厳しく、コースのテクスチャーレベルと描画距離を下げざるを得ませんでした。(CPU 1G+GF2位はいるかも) この辺はいつものようにやはりグラフィックを取るかなめらかさを取るかで折り合いをつけて妥協するしかありません。オプションで部分ごとに非常に細かくグラフィックレートの調整が出来るようになっているので少しずついじりながら満足いく設定を見つけてください。 私の場合かなり悩みましたがバイクのクオリティーは高めのままコースと描画距離調整する事にしました。(だってバイクすごい格好いいだもん。(^-^;) それでもコースによってスタート時はもたついたり、走行中時折読み込み?みたいなのでほんの一瞬引っかかってドキドキすることはありますが、まぁ許容範囲内です。

公式サイトの方にデモ版があるので購入しようかなって方は一度やってみることをオススメします。(描画レートにさえこだわらなければそれほど問題は無いと思いますが)



Sound/Music
サウンドは一応3DSoundをサポートしており、各バイクメーカーごとに当然エンジン音が違い、グラフィックと並びこちらも実際さながらのリアルなサウンドとなっています。視点によって聞こえ方が違うのは当然でライバルとラインがクロスした時や転倒時の地面と擦れる音などかなり臨場感があります。

走行中は音楽ないのでBGMは普通ですが、実況が入るのが特徴かも知れません。 といっても「オーノー!? カーワサキ ダウンー!!」とか「***ファステストラップ!!」みたいな大した実況ではありませんが・・・。日本語版はその辺ちょっとパワーアップしてそうです。セガサターンのF1ライブインフォメーションみたいだと渋いんだけどなー。(古い上にマニアックで解りにくい例えだな・・・)



Control/Interface
アナログアクセル・ブレーキやライダーの体重移動といったバイクゲームを現状のコントロールデバイスで正確に行うには元々無理があると思います。(最近はバイク用ハンドルコントローラーも発売されてますが) そこで重要となってくるのがAIによるドライビングアシストです。

SBK2K1はこのアシストがかなり充実していて、4輪のF355チャレンジ同様オプションで設定することによって上級者から初心者まで実に多種多様に乗りこなせるようになります。AIアシストをOFFにしてリアリズム設定をすべてONにすればとんでもなくリアルなバイクシミュレーターと化すし、反対にすれば初心者でもライン取りのみを追求できる走りが可能となります。このアシスト具合が重要でF355でも述べたとおりAIが馬鹿すぎると安全運転すぎてまるっきり使えないし、ある程度自由度がないと自分で操ってるという気分に浸れません。


□ライダーサポートがいい感じ
「Accelerator/Brake Help」・・・それぞれ4段階設定が可能で、このヘルプ具合によってプレイヤーがコントロールする負担が軽減されます。
例えば100km/hでクリアするコーナーがあるとしたら、まずブレーキヘルプによってオートで減速し、アクセラレーションヘルプによって110km/h〜80km/hのようにコーナリング最適速度の上限下限領域が限られるようになります。

どういう事かというと、ブレーキヘルプのレベルが高いほどオートでより確実にしっかりと最適速度まで減速するようになり、レベルが低いほど減速は少な目でコースアウトのリスクを背負いますがプレイヤー自身がブレーキングをし、より突っ込んだコーナリングが可能です。 一方アクセラレーションヘルプのレベルが高いほど、コーナリング中にアクセルONにして余計に加速したりOFFにして減速しすぎたりしなくなり、レベルが低いほどブレーキング同様リスクを背負うこととなりますが、より高速に立ち上がったり高速をキープしたままギリギリのライン取りでコーナリングが可能となります。

「Auto rider movement/Rider Assist」・・・ライダー自身の主に体重移動に関するアシスト機能で、ONにするとデバイス的に困難なライディングしながら体重移動などをサポートしてくれて走りにのみ集中できるようになります。Rider Assistの方はコーナリング時のバンク角度までAIが行ってくれて非常に便利ですが、プレイヤーの切り返しタイミングと息が合わない場合はどこかぎこちなくなるので慣れてきたら自分でコントロールするのもいいでしょう。

この両アシスト機能のおかげですべてデジタル入力のパッドで操作した場合でも、長い緩やかなコーナーでアクセルを離したまま車体傾けっぱなしで低速ををキープしたままコーナリングしてくれるという事です。(ブレーキかけたら止まるけどね) 通常なら、コーナー途中で左右やアクセルをチョンチョンとON/OFFし急激に加速しすぎたり挙動が乱れたりするのですが、一定の速度の幅をキープしたままライバル達とテールトゥノーズ・サイドバイサイドのバトルが出来るようになってるいます。あとビジュアル的に最適速度教えてくれるバーや、レコードラインの表示もレース中いつでもON/OFFが可能とまさに至れり尽くせり。


□マシンの挙動やライダーの動きもバッチリ
挙動の方もリアルそのものでAIサポートを利用しているとはいえ気は抜けません。
特にエンジンパワーとタイヤグリップに関する点はかなりシビアで大排気量ならではのビッグパワーをねじ伏せつつ、タイヤグリップに細心の注意を払わなければいけません。
「切り返しタイミングをミスってハイサイドをおこしたり、オーバランでリアタイヤがちょこっとコース外に外れて見事にスリップダウンしたり、変な角度で縁石ガタっと乗り上げて一瞬ライダーがバイクから落ちそうになったり(手だけ掴まってる)、立ち上がりのトルクがかかってるときに車体を傾けてグリップを失ったり」と、スリル満点です。(^-^;

またアクション要素としてウイリー出来たりガッツボーズ(もしくは手を挙げて抗議)出来たりする点も芸が細かいです。メイキングムービーで ライダー様々に転倒する所や、すっ飛んでいったマシンがコース外の壁にぶつかって跳ね返る所までレンダリングしてる様子見た時はまさに驚きの一言でした。


□インターフェイスも解りやすくて丁寧
インターフェイスもオプション回りからゲームモード選択、リプレー再生まで丁寧で完成度も高いのでパッチ面を気にして英語版を購入しなくても完全日本語版で全然OKな気がします。(パッチでてないみたいだし、日本語版のオマケ要素もよさげです。。)

普段からこれでもかと言うくらい視点が選べるのですが、リプレー再生は特に良くできていて、「スロー・再生・早送り・全送り」が順逆でき、カメラモードは9つも選択できるようになっています。特に「TVとシネマチック」はカメラアングルや切り替えがもうまさに実際のレース見ているようで素晴らしいです。 しかしオンボードカメラにしたらちゃんとブレーキとクラッチ切ってたのには驚いた。。



GamePlay
ゲームモードはこれといって目新しいことはなく、他のレースゲーム同様に、「クイックスタート・トレーニング・シングルレース・チャンピオンシップ」があり、画面分割による2P対戦?(やってないけど)とマルチプレイヤーもきっちり用意されてます。

マルチプレーの方はやってないのでなんとも言えませんがどーなんでしょ?やっぱグラフィック厳しい分4人くらいが限界っぽいですね。あとデータとして、コース・ライダー・マシンの詳細な数値的データも入ってます。 まだコース覚えてる段階なのできちんとやってないですが、チャンピオンシップモードはフリー走行から予選、スーパーポールまで全日程がリアルに再現されているのでファンならハマること請け合いって感じです。(かくいう私もTVでレース物みた後、同じとこ走るの大好き。(笑)

あと、使ってないので触れてませんが、リアリズム設定(今のところ全部OFF)が8項目あり、それをONすることによってより実際のSBKに近いものとなり、マシンのセッティングが自分で行えたり、タイヤが消耗したり、ダメージが蓄積したり、とシム派の方も納得出来ることでしょう。


□バトルが熱い!
それに関係しているかは解りませんが、今のところバイク通しの接触・当たり判定も非常にいい感じに調整されていて、当たり方が悪かったり速度差がある場合当然クラッシュするのですが、速度差が少ない場合はぶつかってもお互い転倒することなくドンとちょっとだけはじかれる感じになります。

これがまた絶妙で接戦時も「COMが邪魔でライン走れない」と言うことがなく、サイドバイサイドでブレーキング勝負したり、突っ込みでラインがクロスしたりと、ここまで忠実に乗れるのか!って位白熱したバトルが体感できます。

おまけにこのCOMライダーが非常に人間くさいというか良くできてて、ぶつけられたら左手を上げて抗議してきたり、走ってる最中目の前でスリップダウンしたり、他の場所でまとめて転倒してたりすることもあって、凄いです。



Total
なーんかベタ褒めばかりですが、SBK2K1はリアルな挙動を優秀なAIサポートで気持ちよく(多少スリリングに)乗りこなす事が出来、他のライダー達とのバトルが熱いバイクゲームの傑作と言えます。 細かい点でもこれまでのジャンルにない試みがされていて色々驚かされました。

同じく名作のGP500はデモでしかプレーしてないのとマルチで走ってないのであまり比較したこと言えないのがアレではありますが、、バイク好きは買って損無しと言える1本でしょう。 ただ1つ、問題点というかネックといえば、やはりマシンパワーが結構必要な点でしょうね。ある意味贅沢なゲームかも知れません。(^-^;






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